17卒とベンチャーについて



私は2011年入社の、今年社会人歴6年目になるんですけど。




今年から弊社では逆フロー面接ということで

通常社長が新卒採用の最終面接をするところ、現場レベルのマネージャーに最終面接及び内定を与える権利が与えられました。




で、私も今年5人程の最終面接に立ち合わせていただいたのですが



これが、

めちゃくちゃ面白いんですよね。



というか、楽しい。

やっぱり学生と話すと刺激になるなぁと

昔からおもってるんですが今年から、もう訳が違うというか。




明らかに秘めたるパワーを感じます。



私が就職活動をしている2009〜2010年は

ベンチャーを選ぶこと、それ自体が

周りから見てると「おおおぉ、やるなぁ」

と思われてたんですけど




今ってベンチャーとかいっても

全く刺さらないんですよね。

そりゃそうだ、学生起業家がこんなにいるなかで、ベンチャーとか言っても所詮は雇われて生きる人間になるということだし。



一つの企業に固執する人も減ってるので「いかにしてこの会社で何が出来るか」に

フォーカスされてる気がします。

より本質的。



ベンチャーらしさ、とか会社は求めがちですが今は大企業でも新しい取り組みや社内新規事業コンペなどわんさかあるなかで

あえてベンチャーらしさを追求する必要はないと感じました。



どうしたら社員の幸福度が高まり

意欲的に仕事に参加してもらえる環境を作るか、もうこれに尽きるのかと。



といっても、学生も1人の人間ですし

当たり前ですけどバカじゃない。



たくさんの人事の方から口説かれてる学生なら尚更、企業側のメッセージが誠か否かは

その人の話し方や目を見ただけで見抜けます。




その上で私は、最終面接をして

是非入社頂きたい方にはその場で内定を出すようにしてます。




そこからが大事で、内定後の反応を

より重視して見させてもらってます。


内定を出してホッとする学生と、

内定を出して目を輝かせる学生。


後者であればその場で内定承諾まで頂きます。



その際に気をつけてることは

入っても入らなくても良い、ということを

伝えています。



無理矢理、会社を良く見せて

入ったところで数ヶ月で辞めると踏んでいるからです。



会社の課題や強豪と比較した際の

弱みをこれでもかというほど伝えて

それでも一緒に働きたいと思ってくれる人か、


そこを覚悟してくれる人は

やはりそんなに多くなくて、でも実際にきちんと一定数存在しています。



そんな学生の方には身を削ってでも

彼等彼女等の成長に寄与したいと思いますし

会社の目標と彼等のやりたいことを

結びつけてあげる努力をしたいと思います。